皆様こんばんは。節約投資家@3000まめこです。

先日、楽天証券ETFカンファレンス2017に参加しました。
最後まで参加できなかったのですが、一番聞きたかった、楽天証券経済研究所の山崎元先生の講演資料を入手しました。
パラパラめくると、まあやはり、ためになることばかりでした。
一番重要な3つ、先生の資料をお借りしてレポしたいと思います。

講演内容は「あなたの投資常識にチャレンジする10問!」でした。

1.もっとも効率的な運用とは
投資家の「タイプ」に適合した運用商品を選ぶことが大切だ。
一見その通りで「私は堅実なタイプ」だから「株式はやめておこう」みたいになるかもしれませんが、人によって異なるのは「運用金額とリスク資産への投資額のみ」
運用は、無理のない範囲でなるべくたくさんお金を増やせればよい。
お金が持つ3つの自由(用途、形、大きさ)に対して、誰でももっとも効率的な運用をするといい、そうです。

もっとも効率的な運用として、
無リスク資産(60%)と、リスク資産(40%)にまず分ける。
無リスク資産は、普通預金(1人、1口座、1000万円以下)と個人向け国債変動金利10年満期(当面使わないお金)
リスク資産は、外国株式インデックスファンド(6割)国内株式のインデックスファンド(4割)
最大損三分の一、平均年率5%位と考えて投資金額を決定するとよいです。

1000万円あるとすると、
<無リスク資産>
普通預金        100万円
国債変動10年 500万円
<リスク資産>
外国株式インデックスファンド 250万円
国内株式インデックスファンド 150万円

というイメージでしょうか。
確かにバランスとれていますね。
最大3分の1損する、とありますが、あくまで評価損なだけで、下がり続ける相場も、そうないと思われ、そのまま保有し続ければいいのではないでしょうか。
(まめことは大違いだ。)

今から投資を始める人には、とてもよいアドバイスだと思います。

2.長期投資でリスクは縮小する。
リスクも期待資産額も時間と共に拡大する。
投資期間と共にリスクが縮小するという考え方は正しくないようです。
まめちゃんがもやっとしていた内容を、ずばり言ってくれました。

リスクを決めるのは、期間ではなく「財務的強さ」だ。

若者は金融資産が小さく、「人的資本」が大きい。
おそらく若者は、今後稼げる人的資本の価値が大きいので、集中投資しても多少がんばってもよいのでは、という意味ととらえました。

3.運用初心者は、「つみたてNISA」から取り組むといい。
課税所得のある人は、iDeCoがまずは有利。
まとまったお金があればNISA.
積み立てNISAは金融庁による投資教育教材。
教育教材の位置づけのようです。

と、ここまで頑張って下書きしていたのですが、なんとなんと、本日の昼くらいの、楽天証券からのメルマガで、山崎先生の講演の抜粋が掲載されていることを確認しました!(もったいぶってすみせん。早く言えよ。という感じですね)

こちらのページの、ポータルサイト。楽天口座ない方でもおそらく閲覧可能です。
https://media.rakuten-sec.net/category/yamazaki

今回のFTFカンファレンス2017の内容が以下です。
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/10059

非常にコンパクトなので、2回位読みかえしましたよ。
積み立てNISAってさ、無理だよと思いっていましたが、なかなか活用方法ありそうです。

最近自分の中で、ETFという言葉が、非常にキャッチーで、いろいろと調べたい欲求があります。
まずはTOEIC試験が11月19日にあるので、それ以降に時間とってやっていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございます。

参考記事
楽天証券ETFカンファレンス2017に行ってきました